持続期間が長い

ガラスコーティングのメリットとしては、他のコーティング方法と比較すると持続力が強く、耐久期間が長いことが挙げられます。その保護効果は、平均して3年~5年程度、走行環境や保管環境にもよりますが、長ければ10年程度持続することもあるとされています。
カーワックスの持続期間が1ヶ月程度、ポリマーコーティングでも3~6ヶ月程度であることを考えると、ガラスコーティングの持続期間は群を抜いているといえます。メンテナンスが必要とはいえ、1度施工すればその後は長期に渡る効果が期待できます。
熱にも強く、長期間にわたって強力な保護効果が持続することから、近年では人気のコーティング方法となってきています。

水を弾いて洗車が楽になる

ガラスコーティングを施すと、ボディに付いた水が弾かれるようになります。ガラスコーティングには撥水性と親水性がありますが、撥水性の場合は水がボディ上で水玉になってコロコロと転がり落ちていきます。親水性の場合は水玉になりにくく、ボディになじんだ水が流れ落ちます。
いずれの場合もボディに付着した汚れが弾かれた水と一緒に流れ落ちるので、洗車が楽になります。水洗い洗車で汚れが落ちてくれるので、従来のようにスポンジでゴシゴシとこする必要もなくなります。拭き取りも簡単なので、洗車時間の短縮にもつながります。
また水を弾くことでウォータースポットなど雨水によるシミを防ぐこともできます。これらのシミを除去するには手間がかかります。

小傷からボディを保護する

ガラスコーティングによってボディに薄くて強度な被膜が作られます。この被膜が保護膜になって、小傷からボディを守るのもガラスコーティングのメリットです。愛車を大切にしていても、小傷ができる原因はたくさんあります。
走行中に小石が飛んでくるとボディに小傷が付きます。またボディに付着したホコリや砂が原因で洗車傷が付くこともあります。ドアノブまわりは爪や鞄などがぶつかることで小傷が付きやすいですが、ガラスコーティングを施すことでこれらの小傷からボディを保護することができます。

紫外線による色あせを防ぐ

紫外線を浴びることで車の塗装はダメージを受けます。紫外線が塗装の色素の化学結合を破壊するため、塗装面のツヤがだんだんとなくなり色あせてしまうのです。紫外線は車のボディにとって天敵であるといっても過言ではありません。
その点、ガラスコーティングを施した車は、コーティング部分が紫外線を受け止めるので、塗装面を保護してくれます。油断をしていると塗装面の劣化はじわじわと進行していくので、ツヤのあるキレイなボディを保ちたければガラスコーティングを早めに施すといいでしょう。

売却時に査定額がアップする

ガラスコーティングを施した車は、色あせがなくツヤのある状態なので、見た目が良くなります。傷からも保護されているので、売却時に査定額がアップすることも考えられます。ガラスコーティングを施していることで、車が大切に扱われていることもわかるので、査定員に良い印象を与えることにもなります。